school.19.05.14.02ーアドラーの海(14)
フロイトには転換点がない。。虚無は超自我の
領域にあり。。それを欲望で塞ぐことは。。し
かし。。教えてくれる。。超自我は。。意味は
ないが。。言葉はある領域だから。。超自我の
完成によって。。意味の不在。。虚無に出会う
ことになる。。
ラカンとアドラーはそれを補完する。。しかし
。。アドラーには。。虚無も欲望も言葉も出て
こない。。代わりに。。人生の意味付けと価値
付けが出てくる。。これはいい。。人生の問い
に対する。。直接的な解答方法だ。。
病気はその意味付けと価値付からの逃避だ。。
という。。人生に迷っているのではなく。。逃
げているのだ。。と。。働くのが嫌なのだと。。
労働の義務の放棄だ。。何を仕事。。なんの職
業。。とするが。。を考えなくちゃいけない。。
社会は敵じゃない。。仲間だ。。と。。愛情だ
けじゃ足りない。。解けない。。勇気が必要だ
と。。
問題は共通感情の性格だ。。愛情と同じで。。
唯一絶対的な感情だ。。それに満たされると。。
すべての人間関係がうまくいく。。と言う理論
だ。。すべての根源は一つ。。全てはその展開
だ。。か。。構造主義を通り抜けてきた俺には
。。唯一絶対の真理の存在が不可思議だ。。
鉄鋼精錬の勉強をして。。廃棄物の仕事をして
。。学問的には繋がっていて。。それを量子力
学と統計力学へと進めて。。おれの世界が始ま
った。。完成はしたが。。またここで躊躇して
いる。。何故だ。。
おれの世界に価値はある。。確信しているが。。
意味付けがもう一つだ。。金。。女。。力。。
等々。。か。。誰かのためになら。。貢献とア
ドラーは言っている。。元気は出るのかな。。