アンニュイな猫と哲学者の散歩

難破した人々のためのフロイト - -Sky is the Limit- - //

college.19.08.09.02ーラカンと無意識(09)

みんな。。敵がいい。。勝海舟だ。。おれは。。
社会と敵対して。。おれの人生を壊したが。。
壊れた人生でなければ。。壊れた気象理論はで
きなかった。。と思う。。
 
アドラーなら。。みんな仲間だ。。考え方。。
人生の意味付けを変えろ。。というのかな。。
これはできない相談だ。。人には味方もいれば
敵もいる。。理想として唱えるなら。。愛のよ
うに。。愛は人類を救う。。とか。。現実問題
としては不可能だ。。
 
アドラーの目的論。。人は優越感情を満足させ
る生き物だから。。これは。。犬。。猫。。で
も同じだ。。ただ。。動物と違って。。人間は
複雑で多様だから。。本能的なもの。。感じ方
。。考え方。。の基本的なもの。。は洋の東西
。。洋の南北。。でかなり違ったものとなる。。
 
ボスの子はボス。。これは人類にだけ存在する
。。動物の世界では。。親のテリトリィは子に
伝承しない。。一代限りのものだ。。支配の構
図が伝承される。。フロイトの近親相姦のタブ
ーとラカンんの言葉による欲望の意味付け。。
によるのだろう。。これらは。。動物に見られ
ない。。社会的な。。ものだ。。
 
個人的な資質はどうか。。子は母から全てを引
き継がない。。子は母とは別の人格。。個性へ
と成長していく。。同じように。。フロイトと
ラカンの命題が適応できると思う。。フロイト
の近親相姦の禁止は。。超自我の一部を構成し
ている。。ラカンの欲望を言葉ですくい取る。。
或いは。。意味づける。。これは超自我の意味
のある部分に関わる。。敵対か。。闘争か。。
和解か。。逃亡か。。いずれにせよ。。超自我
の継承。。発展。。批判。。飛躍になる。。我
と彼を分離し。。否定し。。支配する。。とい
う言葉の性質による。。
 
人は近親相姦の否定によって。。自己の欲望に
気づく。。言葉の習得によって。。母と子は近
親相姦関係を生じ。。母と子が分離されるから
。。その否定によって。。母への愛が相対化さ
れる。。愛は欲望の。。例えば。。仏教では。。
一つだ。。からだ。。自分の欲望の中心へ自我
が達したときが。。超自我の目覚めだ。。人は
この後。。言葉によって欲望をすくい取りなが
ら。。超自我の完成へと向かう。。自我を社会
化するためだ。。自我は超自我の完成によって
。。社会化される。。ラカンじゃないが。。無
意識は。。社会への通路だ。。無意識は。。言
語としての構造を持つ。。だ。。