アンニュイな猫と哲学者の散歩

難破した人々のためのフロイト - -Sky is the Limit- - //

college.19.08.11.02ーラカンと無意識(12)

愛も命もない。。人の習性も本能も壊れている。。ラカン
だが。。から。。人は狼や猿になれるが。。狼や猿は人間
にはなれない。。人間の骨格を決めるものは超自我。。価
値基準。。言語体系だ。。超自我との出会いの時期に。。
04才ころだろう。。社会的には。。幼稚園への入学だ。。
狼や猿に育てられていると。。その骨格は動物の習性。。
本能になる。。
 
しかしこの頃には。。まだ精神病の原因となるものはない
。。おれは精神病は超自我の崩壊だと思っている。。超自
我の目覚め以前への。。精神の退行によって起こる。。か
ら。。精神病になるためには。。超自我の目覚めが起こっ
ていなければならない。。これは10才ころだ。。と考えて
いる。。
 
愛も命も。。超自我との出会いによって生まれる。。後天
的な。。人間にとっては。。感情だ。。しかし子供の心は
白紙ではない。。超自我の目覚め以降は。。邪悪となる。。
無意識の中に封印されて。。他の。。自分にとって不都合
な欲望。。とともに。。いるだけだ。。無意識の中にある
欲望は。。自覚されない。。子の心は純真と感じることと
なる。。
 
夕暮れ時。。か。。うつが出たかな。。おれが何百。。何
千の言葉を並べようと。。彼は愛の理論を捨てたり。。覆
したりしない。。分かっている。。喋ればしゃべるほど。。
結果は。。ガッカリするものとなる。。