アンニュイな猫と哲学者の散歩

難破した人々のためのフロイト - -Sky is the Limit- - //

college.19.07.26.04ー人間関係論(12)

権力闘争。。嫌いじゃない。。と言うより好きだ。。
 
ボケの部長がいた。。おれの仕事。。廃棄物のコン
サルタント。。を奪いたくて。。自分のリゾートの
仕事が。。バブルが弾けて下火になったからだが。。
課長と副部長を巻き込んで。。おれを追い出そうと
して。。色々画策をしていた。。おれは次長だった
。。おれは全然平気だ。。事業部で売上がいつもト
ップだったから。。狙われた理由もそのあたりにあ
るのだろう。。
おれは副社長と結託した。。ボケ部長は二度ほど設
計ミスをして。。地方紙にも乗った。。やり易い。。
副社長は上から。。おれは下から。。部長を追い立
て。。追い詰めた。。五年かかって。。部長は本社
勤務となって出ていった。。おれの部署は副社長管
轄となった。。残された副部長と課長はなんのこと
はない。。副社長にスグ尻尾振って。。ゴマすって
いた。。
 
勝負はしかし。。これで終わらない。。二年して。。
副社長はライバル会社へ転職した。。もちろん肩書
は副社長のままだ。。おれもこの時辞めればよかっ
た。。おれの唯一の黒歴史。。最大の汚点の時期。。
の始まりだ。。四年も続いた。。副社長は管轄事業
部の独立を画策していた。。古い番頭たちと争って
いた。。破れて去った。。おれは後始末に残った。。
バカなことをした。。副社長と同じように。。放り
出せばよかった。。
 
しかし。。唯一の汚点の時期にも。。光は差すもの
だ。。いまはただひたすら。。その光を追っている
。。名だたるものを追って。。光るものを追って。。
人は氷ばかりつかむ。。か。。つかんだものは。。
氷。。ではないようだ。。いまは廃棄物の仕事は引
退した。。気象と病気の本。。を書こうと頑張って
いる。。