school.19.05.28.01ーラカンの海(10)

04才で父。。社会的な超自我に出会い。。10才で個人
的な超自我が目覚める。。この時期は超自我の基礎が
できる時期であり。。将来の発病の原因は。。この時
期に作られる。。しかしそれは。。現代の科学では誤
差の範囲にあり。。将来どのような病気が発生するか
は決めることができない。。
　
16才以降精神病が発症するが。。16才以前と逆になっ
て。。発症が遅いと。。病状は重くなる。。愛情とか
。。仲間とか。。宗教的な。。中世的な概念による治
療は。。病状 の軽いうつ病や神経症には有効だが。。
病状の重いうつ病とか。。精神病だと逆になって。。
病状を悪化させる。。この場合は。。科学とか経済と
か。。近代的な概念が治療には必要となる。。
　
社会的な超自我に出会うことによって。。子供は。。
言葉の性質。。分離し。。否定し。。支配する。。を
学ぶ。。これらの言葉の性質を学ぶことは。。子供が
両親から自立していく過程には必須だ。。そしてこの
言葉の理解の程度が。。近親相姦願望の強さを決める
。。理解の程度が浅いと。。近親相姦願望は強くなる
。。これは社会との親和性に逆比例する。。
　
16才以降の発病は。。社会的な言語体系。。超自我。。
への意味付けの失敗による。。社会的な超自我。。社
会との親和性は。。強くても弱くてもいけない。。神
経症は。。近親相姦願望が弱く社会性との親和性が高
く。。精神病は。。逆に。。近親相姦願望が強く。。
社会との親和性が弱い場合に起こる。。対処法は。。
全く異なったものとなる。。
　
精神病はフランス革命以降病気として認識されたが。。
宗教。。愛情。。友情。。による治療の効果は余り聞
かない。。狂気は愛情より。。愛も深いだろうが。。
更に深いところにあると考えられる。。